めげない子育て論

いろいろな壁を子どもと一緒に乗り越え 親子が共に成長する「共育」こそが大切!

自分の頭で考える

私は、世の中で「正しい」ことなど

何一つ無いと思っております。

 

例をあげると「戦争」です。

 

戦争はお互いに正しい(正義)と思って戦っています。

 

正しいと思うからこそ、間違いが起きるわけです。

 

子育ても同じだと思います。

正しい子育てはありません。

 

正しいと思えば必ず間違いは起きます。

 

自分が正しいと思うことを支持する情報に目が行き、

否定するような情報は無視をする。

 

そして

自分に都合のいい情報ばかりを無意識に集めてしまう

 

確証バイアス」です。

 

情報があまりにも多すぎると

この確証バイアス というものが働きます。

 

確証バイアス とは

自分に都合のいい情報ばかりを

無意識に集めてしまうこと。

 

そのため

自分が正しいと思うことを支持する情報に目が行き

否定するような情報は無視します。

 

その結果

思い込みが強固になり

かたよった判断をするようになるというものです。

 

確証バイアス は

あらゆる情報を入手するときに起こりますが

 

特に子育てに関しては

確証バイアスが働きがちになります。

 

確証バイアス により

一度決めた子育ての方針を

なかなか修正することが難しくなります。

 

更に

確証バイアスが働くことで

「これがベストだ」と言う確信を持ってしまうことで

他の情報が入ってこなくなり

 

結果として

子どもが出す「SOS」にも気づかなくなります。

 

子どもが出す「SOS」は決して大きくはなく

目に見えずらいものなので

 

確証バイアスが働き固定概念が強すぎると

子どもの小さな変化やその意味を理解できなくなります。

 

「うちにはうちの方針がある」

「これは躾だから口出しはしないで下さい」

 

周囲の人が口を出すと

「余計なお世話」となどと言われ

簡単に介入できるものではないです。

 

もちろん

今の子育ての方針で上手く行くこともありますが

 

ただ

確証バイアスは誰にでも働きやすいこと。

 

特に

自分の頭で考えることはなく

物事を簡単に鵜呑みしてしまう人は要注意です。