めげない子育て論

いろいろな壁を子どもと一緒に乗り越え 親子が共に成長する「共育」こそが大切!

寝る子は育つ

寝ることは生きる上でとても重要なことです。

 

不安やストレスで寝つけなくなったり

変な時間に起きてしまったりして

 

睡眠不足に陥ることは子どもだけでなく

大人にもよくあることです。

 

睡眠不足が続くと

ホルモンバランスが崩れやすくなります。

 

その主な理由として、

睡眠に深く関係する

メラトニン」というホルモンが挙げられます。

 

朝、太陽の光が目に入ると

脳の「松果体」という部分から

メラトニンの分泌が減り目が覚めます。

 

そして、太陽の光を浴びてから約15時間後に

再度メラトニンの分泌が高まることで

自然な眠気が訪れるのです。

 

不規則な生活や朝日を浴びない生活が続くと

このメラトニンの増減がうまくいかないので

寝つきにくくなったり睡眠リズムが乱れやすくなります。

 

更に、メラトニンは、

脳内のホルモン分泌のコントロール中枢である

視床下部」にも左右しますので

 

睡眠の乱れはさまざまな

ホルモンバランスの乱れにつながります。

 また、自律神経も睡眠に関係しています。

 

勉強・パソコンやスマホの長時間使用などによる

さまざまなストレスが交感神経を刺激し

身体や脳を興奮させることも

睡眠リズムを乱してしまいます。

 

質や量ともに良い睡眠をを取ることが重要でり、

その睡眠が規則正しい生活リズムを作ります。

 

小学生の場合は

どんなに遅くても

22時には熟睡している状態になるのが理想。

 

よって、

21時~21時半には布団に入り

就寝の準備をしなければなりません。

 

その為には、3時間前には夕食を済ませ、

お風呂に入り、交感神経スマホやゲームの使用を控え

 

脳を興奮させるような

スマホやゲームなの使用を

極力控えるなどをしなければなりません。

 

子育てポイント

寝る子は育つ。

幸せホルモン

私はボディ・ガードの仕事につく前は
13年に渡りスポーツ業界に携わっていました。
 
そのため
解剖学や運動生理学、栄養学
心理学などを勉強してきました。
 
また
子どもの運動能力をあげるための指導も行っていたため
 
身体のホルモンが
身体の成長や心の成長に
大きく影響を与えていることは知っていました。

 
成長期・思春期の子どもの体は目まぐるしく変化します。
 
小学生や中学生の成長に大きく影響するのが
ホルモンバランスの変化です。
 
 
小児期や思春期には、
それぞれの時期に活発に分泌されるホルモンがあります。
 
 
主に小児期に分泌されるのが「成長ホルモン」で
このホルモンは脳下垂体から血液中に分泌され
軟骨を形成して骨を作ります。
 
 
一方
思春期に主に分泌されるのは「性ホルモン」で
同じように脳下垂体から分泌され
男女それぞれの身体つきや生殖機能を作ります。
 
 
また
思春期には身体が急激に成長します。
 
いわゆる「心の脳」と呼ばれる
精神的な成熟に関わる脳の部分は未完成なため
物事を体系的に考えることができず
 
不安や怒りを十分にコントロールできないことも多いです。
 
 
そこに関係してくるのが、
セロトニン」と呼ばれている神経伝達物質です。
 
 
セロトニンの作用は身体と心を安定させ
安心・安全な気持ちを作り出す
「幸せホルモン」とも呼ばれています。
 
 
このため、セロトニンが十分に分泌されていると
精神的に安定しやすいことがわかっています。
 
 
生きるための脳から、考えるための脳を通り
心の脳まで、繋がっているため
すべての脳においても大事な働きをしています。
 
 
従って
セロトニン神経を育てることで、
生きるための脳、考えるための脳
心の脳の全ての働きが良くなることがわかっています。
 
 
セロトニンの分泌を活発にするには
以下のようなことが重要です。
 
 
朝日を浴びる・規則正しいリズムを作る・心が安定する場所を作る
運動をする・バランスの良い食事をとる
 
 
ようするに、
「よく食べて」「よく動いて」「よく寝る(早寝早起き)」は、
脳育に欠かせないということななります。
 
 
また、セロトニンは主に腸で作られることもわかってきました。
 
 
ですから
腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える「乳酸菌」を
摂取することもセロトニンの分泌を増やすのに役立ちます。
 
 
腸は「第二の脳」と呼ばれる独自の神経回路を持っていて
脳とも密接な関係があり
これを「腸脳相関」と呼ぶこともあります。
 
腸内環境を整えることは
心身の健康を保つために重要となります。
 
子育てポイント
「よく食べて」「よく動いて」「よく寝る(早寝早起き)」

育脳の基本

育脳の基本は

規則正しい生活をすること。

 

脳の育て方の順番を知る事で

子どもへの見方や接し方もかわってきます。

 

つまり、10歳以前の子どもが

感情や衝動を抑えられない

じっくり考えることができないのは

「感じるための脳」が未熟なため。

 

それを「うちの子は何か変」と思わないでほしいです。

 

育脳の方法の基本は、

「よく食べて」「よく動いて」「よく寝る(早寝早起き)」こと。

 

更に「五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚」を刺激しながら

「規則正しい生活」をすることです。

 

朝早く起きて、おはようのハグ(触覚)をして

小鳥のさえずり(聴覚)を聞きながら

朝日(視覚)を浴びて、朝食を食べる(味覚・嗅覚)。

 

早起きしただけでも、五感への刺激はこれだけあります。

 

学校に行けば

体育 美術 音楽 給食

友達とのふれあいなどを通じて

更に「五感」が刺激されます。

 

子育てポイント

育脳の基本は規則正しい生活をすること。

育脳からはじめる

大なり小なり

全ての生物に共通してある物と言えば「脳」です。

 

そこで、脳の仕組みを理解することからはじめ

「脳育て=育脳」から始めることにしました。

 

人間の脳は

生まれてから約18年の歳月をかけて

人間として機能するための機能を獲得しながら発達すると言います。

 

その脳の発達する順番は全ての人間に共通しているようです。

 

最初に発達する脳が「生きるための脳」

次に「考えるための脳」

最後が「心の脳」となるようです。

 

簡単に説明すると

 

生きるための脳とは

呼吸や体温調整、身体を動かす

生体リズムのコントロール、食べることなど

 

人間が生きるための基本的な機能をコントロールするための脳です。

 

この脳は、0~5歳の間に盛んに育ちます。

 

この脳がしっかりと育たないと

「考える脳」や「感じるための脳」が正常に育ちません。

 

考えるための脳とは

認知能力、言語機能

学習能力、創造的思考能力

 

自分自身につてい考える内省能力をコントロールするための脳です。

 

1~18歳の間にゆっくりと時間をかけて育ちます。

最も育ち活発に使うようになるのが、小中学校の時期です。

 

心の脳とは

喜び、愛情、怒り、恐怖、嫌悪といった

 

衝動性の感情をコントロールするための脳です。

 

10~15歳の間に作られ

18歳前後まで発達します。

 

この脳は

「考えるための脳」に十分な知識や情報がインプットされてから

統合して発達していきます。

 

つまり

「考えるための脳」が発達しなければ

「心の脳」も発達しません。

 

同様に、基本的な動きを支える「生きるための脳」が育たなければ

「考えるための脳」も正常に育たないことも研究で明らかになっているようです。

 

従って、これらの脳を順番に育てていくことが、

より健全な脳の発達には欠かせないと言うことです。

 

脳育の土台である、

「生きるための脳」を育てなければならない時期に

 

早期教育などをして

「考えるための脳」ばかりを育てると

土台が上手く育たないことがあるようです。

 

土台がしっかり育っていないと

脳全体のバランスが崩れやすく

 

その結果

「上手くコミュニケーションが取れない」

「集団行動ができない」「落ち着きがない」

などの行動が出てしまいます。

 

その結果

学校生活が上手くいかなくなり

友達が出来ずに孤立してしまい

イジメに遭うこともあります。

 

子育てポイント

人間として機能するための基本的な脳の機能を発達させる。

子育て経験0からの出発

職業「ボディガード」

5年前までは・・・

 

フリーランスボディガードとして

国内や海外で活躍をしました。

 

NBAプレイヤー プロサッカープレイヤー

ハリウッド俳優 ミュージシャン モデル

著名人などのボディガードを務めました。

 

マスコミや多くのメディアにも出演したこともあります。

雑誌にも取り上げられました。

 

後に

企業のリスクマネジメントをはじめ

ストーカー DV 拉致監禁 詐欺事件 金銭トラブル

イジメ 和解交渉など

人が関わる問題を解決してきました。

 

まずは、ブログを書くきつかけを話ます。

 

5年前に最愛なる妻を亡くし

世に言う

シンパパ(シングルファザー)になりました。

 

現在、娘は小学校2年生です。

 

もちろん

子育て経験はゼロ。

子育てに関する知識もゼロ。

 

子育てをするには

知りたいことや疑問が山ほどあります。

 

しかし

実践的な子育て情報にはなかかめぐりあうことはできません。

 

日常茶飯事に起こる疑問に

すぐに役立つ「子育て本」もなかなか見つかりません。

 

さらに

現代は「VUCAの時代」と呼ばれています。

 

「VUCA」とは

一言でいうと

ビジネス環境や市場

組織 個人などあらゆるものを取り巻く環境が変化し

将来の予測が困難になっている状況です。

 

いい大学に進学して

いい会社に入れば

いい人生が送れる

 

こんな成功の方程式は過去のものになっています。

 

以前から

日本の義務教育には疑問を感じていました。

 

欧米では

日常で生活におる経験や行動を重視し

それと結びついた知識を絶えず獲得することによって

人間生活の明るい未来を創造していこう

とする思想があります。

 

日本では

公教育がはじまって間もなく

立身出世の願望が未だに続いており

 

学歴信仰から抜け出せないため

自由な創造に欠けています。

 

簡単に言えば

本の学校教育は小学校から高校まで

知識の習得だけを目的にして

 

成績は正しく覚えれたかをテストされ

学力として判断されます。

 

覚えるだけの教育システムです。

 

しかし

欧米の教育は日本と違い

知識の習得はもちろんですが

それ以上に重視されることは

 

「自分の頭で考えること」です。

 

何をどれくらい知っているかより

「自分はどう考えるか」を求めれます。

 

更に

日本と欧米の違う点は

民間から教育が始まったのに対して

 

日本は

国家的事業として教育が始まりました。

 

そのため

全てを一つの枠にはめ込み

個性や特徴がなく何もかも一様であり

 

親も子も教師も

そこに安住しています。

 

正解がない時代に

子どもが幸せな人生を手にすには

親が敷いたレールを歩ませるのではなく

 

自分の力で

夢や目標

そして希望を見つることができるよう

 

その方向にレールを敷き

自己実現させてあげることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらゆるものを取り巻く環境が目まぐるしく変化し、将来の予測が困難な状態を意味する「VUCA」。

 

育児関連の本をたくさん読みました。

育児関連のYouTubeもたくさん見ました。

 

知識量だけは相当なものになりました。

 

しかし

知識は活用ができてはじめて使えるもの。

 

相手は何を考えているかわからない「未知の生物」

そう簡単に実践で活用できるわけがありません。

 

情報があまりにも多すぎると

確証バイアス というものが働きます。

 

確証バイアス とは

自分に都合のいい情報ばかりを

無意識に集めてしまうこと。

 

そのため、

自分が正しいと思うことを支持する情報に目が行き

否定するような情報は無視します。

 

その結果、

思い込みが強固になり

かたよった判断をするようになるというものです。

 

確証バイアス は

あらゆる情報を入手するときに起こりますが

特に子育てに関しては

確証バイアスが働きがちになるようです。

 

そのため、

確証バイアス により

一度決めた子育ての方針を

なかなか修正することが難しくなります。

 

更に

確証バイアスが働くことで

「これがベストだ」と言う確信を持ってしまうことで

他の情報が入ってこなくなり

 

結果として

子どもが出す「SOS」にも気づかなくなります。

 

子どもが出す「SOS」は決して大きくはなく

目に見えずらいものなので、

 

固定概念が強すぎると

子どもの小さな変化やその意味を理解できなくなります。

 

子育てポイント

 確証バイアス が働かないようにする。